「AIが進化しすぎて、今からプログラマーを目指すのはもう遅いかな…」
「AIが書いたコードを、人間がチェックするだけなんて、つまらなそう…」
「本当にプログラマーって、将来性のある仕事なんだろうか…」
この記事は、特にこんなあなたに向けて書いています。
- 文系でプログラミング未経験だけど、IT業界に興味がある人
- 将来に悩んでいて、新しいことに挑戦してみたいと思っている人
- AIのニュースを見て、プログラマーの将来がちょっぴり不安になっている人
- IT業界って働き方がキツそうなイメージがあって、一歩踏み出せないでいる人
すごいスピードで進化するAIのニュースを見ていると、自分の将来が心配になりますよね。
僕も最初は「AIの進化、ヤバすぎる…」と感じていました。
でも、実際にAIと向き合う中で、「これは僕らの仕事がなくなるのとは、ちょっと違うな」と確信に変わったんです。
この記事では、AIの進化に不安を感じているあなたに向けて、僕が「プログラマーの仕事はなくならない」と断言するたった一つの理由と、AI時代に本当に価値が高まるスキルについて、僕自身の言葉でお話しします。
結論:AIにプログラマーの仕事は奪われない

先に結論からお話ししますね。
僕は、どんなにAIが進化しても、プログラマーの仕事はなくならないと考えています。
なぜなら、AIには絶対に負うことのできない「あるもの」があるからです。
それは一体何なのでしょうか。
僕がプログラマーの仕事はなくならないと考える最大の理由は、AIは作ったシステムの「責任」を取ってくれないからです。
少し怖い例え話をさせてください。
もし、AIの言う通りに車の自動運転システムを作ったとします。
プログラマーは中身の仕組みをよく理解しないまま、「AIが作ったから大丈夫だろう」と、その車を世の中に送り出してしまったら…?
万が一、事故が起きてしまったとき、誰が責任を取るのでしょうか。
AIは「ごめんなさい」とは言ってくれますが、責任は取ってくれませんよね。
責任を負うのは、それを作って売った会社であり、開発に関わった人間なんです。

簡単なゲームやアプリならまだしも、人の命やお金に関わるシステムでは、「AIが作ったから」は通用しません。これは、実際に開発に携わっていると肌で感じます。
だからこそ、「このシステムは絶対に安全だ」と最終的な判断を下し、そのプログラムに責任を負う人間のチェックが必ず必要になります。
プログラマーの仕事は、ただコードを書くだけじゃありません。
そのプログラムに「責任を持つ」という、とても重要で、人間だからこそできる役割があるんです。
だから、AIが仕事を一方的に「奪う」のではなく、AIと人間が「二人三脚」で開発を進めていくのが、これからの当たり前になります。
僕の中でのAIのイメージは、「仕事はめちゃくちゃ速くて優秀だけど、どこか抜けていて、たまにミスをする後輩」みたいな感じです(笑)。
その優秀な後輩(AI)をうまく導き、サポートしながら一緒にプログラムを完成させていく。
それが、これからのプログラマーの新しい働き方になるんだと思っています。
AIを「仕事を奪う敵」ではなく、「最強の相棒」として捉えることができれば、仕事はもっとクリエイティブで楽しいものになりますよ。

AIは敵でも奴隷でもありません。パートナーなんです。
ドラマなどで流行りの「バディ」と言っても良いかもしれません。
これからはAIとバディを組みましょう!
AI時代に本当に価値が高まるプログラマーのスキル3選

「じゃあ、これからの時代、どんなスキルを身につければAIに負けないプログラマーになれるの?」と思いますよね。
僕が現場で感じている、本当に価値が高まる3つのスキルをお話しします。
AIは、人間が指示しないと何もできません。そして、あやふやな指示からは、あやふやなプログラムしか生まれてきません。
これは、僕がプログラマーになって一番苦労した「システムの仕様を理解すること」と全く同じです。
自分が作るものの仕様を完璧に理解しているからこそ、AIに的確な指示が出せるようになります。
この「何を作るか」を深く理解する力は、AI時代にさらに重要になると感じています。
AIが書いてくれたコードも、結局は「他人のコード」です。
僕が常々「良いプログラマーは他人のコードを読む力がある人だ」と言っているのは、まさにこのためです。
AIが書いたコードの意図を正確に読み取り、時には修正し、システム全体に組み込んでいく。
この力は、これからも絶対に必要不可欠です。
AIのコードが読めなければ、AIを使いこなすことはできないんですよね。
正直、これが一番大事かもしれません(笑)。
僕は今、AIの登場に「すごく面白い時代が来たな」って、本当にワクワクしているんです。
新しい技術が出てきたときに「難しそう…」と避けるのではなく、「なんだこれ、面白そう!」と触ってみる。
僕がゲーム好きからこの業界に入ったように、その好奇心こそが、AIを使いこなし、時代をリードしていくプログラマーになるための最大の武器だと信じています。

難しいことじゃなくていいんです。
まずはChatGPTに「今日の晩ごはんの献立、考えて!」って話しかけるだけでも、AIに触れる第一歩ですよ!
よくある質問(FAQ)

- もちろんです!むしろ、AIがいる今だからこそ、チャンスは大きいと僕は思います。
プログラミングの学習で一番つらいのは、「エラーで詰まって、誰にも聞けずに挫折してしまうこと」です。
でも今は、AIが24時間いつでもあなたの質問に答えてくれる「最高の家庭教師」になってくれます。
僕もそうでしたが、プログラマーに必要なのは、文系か理系かということよりも、「分からないことをそのままにしない」という探究心や、「ものを作るのが好き」という気持ちです。
AIを相棒にすれば、その気持ちさえあれば、今まで以上にスムーズに学習を進められますよ。
安心して、一歩を踏み出してみてください。
- AIに頼りすぎると、自分のプログラミングスキルが伸びない気がして不安です。
- とても良い視点ですね。その不安、すごくよく分かります。
大切なのは、AIを「答えを教えてくれる先生」ではなく、「一緒に考えてくれる相棒」だと思うことです。
例えば、エラーが出たときに、いきなり「答えを教えて」と聞くのではありません。「僕はこう考えて、このコードを書いたんだけど、なぜかエラーが出ます。どこが間違っていると思う?」というように、自分の考えを一度ぶつけてみるんです。
AIは、あくまであなたの「思考」をサポートしてくれるツールです。AIに頼るのではなく、「AIを使いこなす」という意識を持てば、あなたのスキルはむしろ爆発的に伸びていきますよ。
- 正直、AIに仕事を奪われて、お給料が下がったりしませんか…?
- 「単純な作業」だけをするなら、その可能性はあるかもしれません。
でも、心配しすぎなくて大丈夫です。
これからのプログラマーに求められるのは、ただ言われた通りにコードを書く「作業者」ではなく、AIというツールを使って、ビジネスの課題を解決する「問題解決者」です。
AIに単純作業を任せられるようになった分、僕ら人間は「どんな機能があればユーザーは喜ぶだろう?」「どうすればもっとシステムが使いやすくなるだろう?」といった、よりクリエイティブで本質的な仕事に時間を使えるようになります。
そのような付加価値の高い仕事ができるプログラマーの市場価値は、むしろ上がっていくと僕は考えています。
まとめ:だから、プログラマーを目指す君に伝えたいこと

ここまで読んでくれてありがとうございます。
AIの登場によって、プログラマーという仕事は、ただコードを書くだけの作業ではなくなっていきます。
最後に、この記事の要点をもう一度おさらいします。
- AIは便利だけど、システムの「責任」は取れない。だから、最終判断をする人間のプログラマーは必ず必要。
- AIが仕事を奪うのではなく、これからはAIを「優秀な相棒」として二人三脚で仕事を進めていくスタイルになる。
- AI時代は、コードを書く技術以上に「仕様を深く理解する力」「コードを読む力」「面白い!と感じる好奇心」が大切になる。
- AIは初心者の「最高の家庭教師」になってくれる。だから、プログラミングを始めるなら今が絶好のチャンス!
未来は、あなたが思っているよりもずっと明るく面白いものです。
この記事が、あなたの不安を希望に変える、小さなきっかけになることを願っています。
僕がいつも心の中で思っている言葉があります。
プログラムは人間が作ったものです。
同じ人間に理解できないはずがありません。
AIも、元をたどれば人間が作ったもの。
だから、僕らがAIを理解し、使いこなすことは絶対にできます。安心してチャレンジしてみてくださいね。
AIが面倒な作業を肩代わりしてくれるおかげで、僕ら人間は、もっと「考える」「創り出す」という、仕事の本質的な楽しさに集中できるようになります。
それはまるで、プログラミングという「お金がもらえるパズル」の、一番面白い部分だけを味わえるようなものです。
プログラマーは、誰でも簡単になれる仕事ではありません。でも、パソコン1台で始められて、「ものを作る楽しさ」を味わえる、本当に素晴らしい仕事です。
この記事を読んで、あなたの不安が少しでも晴れて、「未来はむしろ面白いかもしれない」と感じてくれたら、これ以上嬉しいことはありません。
「でも、何から始めたらいいか分からない…」という方は、こちらの記事で最初の一歩を詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。
→ 【初心者向け】未経験からプログラミングを始めよう!ゼロからプログラマーになるための完全ガイド


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。