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IT業界って、「残業が当たり前」「デスマーチがつらい」みたいなイメージ、ありませんか?
これからエンジニアを目指す人にとって、将来の働き方は大きな不安要素のひとつですよね。
- 「毎日遅くまで残業させられるのかな…?」
- 「結婚して子供ができたら、家族との時間は取れるの?」
- 「定時で帰りたいけど、周りの目が怖い…」
こんな不安を感じているあなたへ。
結論から言うと、IT業界でも定時退社は可能です。
実は僕も、昔は毎日2〜4時間の残業が当たり前の「残業戦士」でした。
でも、あるきっかけで働き方をガラッと変え、ここ7年間は毎日ほぼ定時退社を続けています。
「どうせスーパーエンジニアだからでしょ?」
いいえ、違います。僕はごく普通のエンジニアです。
変えたのは、スキルではなく「交渉術」と「マインド」だけ。
今回は、残業地獄だった僕がどうやって定時退社を勝ち取ったのか、その具体的な方法と心構えをすべてお話しします。
これを読めば、「自分にもできるかも!」と勇気が湧いてくるはずです。
1. きっかけは「家族」の誕生でした

今でこそ定時退社キャラが定着している僕ですが、7年前までは違いました。
毎日2時間、多い時は4時間くらいの残業をするのが当たり前。家に帰る頃にはクタクタで、スマホをボーッと眺める気力しか残っていない…。そんな生活を送っていました。
当時の職場には、「理由がないと定時で帰ってはいけない」ような空気が漂っていたんです。
IT業界あるあるかもしれませんが、「みんな残ってるから」という同調圧力がありました。
転機は、子供が生まれたことでした。
かわいい我が子を見て、ふと思ったんです。
「このまま残業生活を続けていたら、子供と一緒にご飯も食べられないし、お風呂にも入れられない。成長も見逃してしまう…」
僕にとって一番大事なのは「家族」です。仕事はその次。
「家族との時間を犠牲にしてまで働く意味ってあるんだろうか?」
そう考えた時、僕の中で何かが吹っ切れました。
「子育てを中心に生活していきたい。そのためには、働き方を変えるしかない!」と強く決意したんです。
自分が残業をするということは、その分、家で待つ妻に「ワンオペ育児(残業)」を強制しているのと同じことなんですよね。それに気づいた時、もう会社に遠慮している場合じゃないと思いました。
2. 定時退社を実現するための「交渉」と「工夫」

決意したからといって、勝手に帰れるわけではありません。会社との調整が必要です。
僕が実践した具体的なアクションを紹介します。
まず最初にやったのは、会社(上司)への宣言です。
「子供が生まれたので、家庭を大事にしたいです。よほどのことがない限り残業はしません」
正直、言うのは怖かったです。でも、ここで引いたら何も変わりません。
ポイントは、「自分がいかに困っているか」を伝えることです。
「なんとなく帰りたい」ではなく、「この悩みが解決できないなら、この仕事を続ける意味がない」くらいの覚悟を持って伝えました。
筋を通してストレートに伝えたおかげか、会社側も「まあ、今の時代そうだよね…」としぶしぶながら受け入れてくれました。
定時で帰ると宣言しても、仕事が終わらなければ意味がありません。
特に困るのが、納期に間に合いそうにない時ですよね。
そんな時、僕は決して一人で抱え込まず、すぐに「相談」します。
ただし、「終わりません、助けてください(泣)」と感情に訴えるのはNG。プロとして、数字と事実で伝えます。
僕がよく使う相談テンプレートはこんな感じです。
【相談文例】
「〇〇機能の実装ここまで進んでいますが、△△の問題で詰まっています。
この作業に3日かかりました。残りの作業量を単純計算すると3日×10なのであと30日かかります。
このままだと確実に期限を超えてしまうので、期限を調整するか、他の人に手伝ってもらうか、相談させてください」
ここまで具体的に言われると、上司も「精神論で頑張れ」とは言えません。
「じゃあ仕様を削ろうか」「人を追加しようか」という具体的な対策の話になります。
早めの相談こそが、定時退社への一番の近道なんです。
日々の業務でも工夫しました。
プログラミングで一番時間がかかるのは、パソコンを打っている時間ではなく、「うーん、どう書けばいいんだろう…」と悩んでいる時間です。
なので、僕は悩む時間を徹底的に減らしました。
わからなければ、知っていそうな人にすぐに聞く。「15分考えてわからなければ質問する」など自分ルールを決めるのもおすすめです。
3. 周囲の目と罪悪感を乗り越えるマインド

交渉も業務効率化もできましたが、最後に立ちはだかったのが「メンタル」の壁でした。
周りの同僚がまだカタカタ仕事をしている中、自分だけ「お先に失礼します」と言って帰る。
最初はやっぱり、罪悪感がありました。
「みんな頑張ってるのに悪いな…」「あいつやる気ないって思われないかな…」
でも、そこで引き返してしまったら元の木阿弥です。僕は自分の信念を貫き通しました。
定時退社を続けるうちに、仕事に対する考え方がガラッと変わりました。
以前は「100点満点」を目指していましたが、今は「80点でOK」と割り切っています。
- コード: 「バグ0」を目指すとキリがありません。常識の範囲内で一通り使ってみて、おかしな動きがなければ合格(80点)。
- ドキュメント: デザインや言い回しに凝りすぎない。意味が伝われば合格。ただし、誤字脱字は能力を疑われるので3回チェックする。
「仕事は完璧じゃなくても、問題が起きなければいい」
こう思えるようになってから、心がすごく軽くなりました。必要以上に責任を重く捉えるのをやめたんです。
4. 周りの空気が気になって帰れない人へ

最後に、なかなか定時帰りの一歩が踏み出せない人へアドバイスです。
こっそり逃げるように帰る必要はありません。
「お先に失礼します!!」と、堂々と大きな声で言って帰りましょう。
定時退社は悪いことではありません。自分の生活を守るための正当な権利です。
小手先のテクニックや言い訳なんていりません。「僕は帰ります」という強い信念があれば、周りの空気なんて関係ありません。
最初の数日は変な目で見られるかもしれません。
でも、1ヶ月続けてみてください。
そのうち周りも「あの人は定時で帰る人だ」と認識します。それがあなたの「キャラ」になり、誰も何も言わなくなります。
むしろ、「あの人には早めに相談しないと」と、周りが合わせてくれるようになりますよ。
よくある質問(FAQ)

確かに「やる気がない」と見られるリスクはゼロではありません。でも、家庭を大事にしたいという理由でクビにしたり、極端に評価を下げるような会社は、今の時代そう多くはありません。もしそれで不当な扱いを受けるなら、その会社とは価値観が合わないだけです。
どうしても終わらない時(年に数回程度)は、正直に言うと1時間くらい残業することもあります。あくまで「基本は定時」というスタンスです。無理な時は早めに周りに助けを求めたり、期限を調整してもらったりします。結局、対策はその2つしかありません。
「自分の人生と、今の会社、どっちが大事?」と自分に問いかけてみてください。
会社はあなたの人生の責任を取ってくれません。自分の人生を守れるのは自分だけです。子供のため、家族のため、自分のため。守りたいものがあるなら、勇気を出せるはずです。
まとめ:自分の人生は自分でコントロールしよう

今回の記事のまとめです。
- 定時退社は「交渉」と「マインド」で勝ち取れる
- 「家庭優先」を宣言し、困っていることを具体的に伝える
- 仕事は「80点」でOK。完璧主義を捨ててスピード重視
- 「お先に失礼します」は堂々と。1ヶ月続ければキャラになる
もし今、あなたが働きにくい環境にいるなら、一度立ち止まって考えてみてください。
「その環境のままで、一生幸せに過ごせますか?」
答えが「No」なら、行動を起こしましょう。
会社に相談するもよし、どうしても無理なら転職するもよし。
話し合いを始めないと、何も始まりません。
あなたの人生はあなたのものです。会社に振り回されず、サステナブル(持続可能)な働き方を手に入れて、仕事もプライベートも楽しんでいきましょう!
僕も最初は怖かったけど、一歩踏み出したら世界が変わりました。案外なんとかなるものですよ!応援しています!
