【体験談】プログラマーは辛い?→「お金をもらえるパズル」になるまでの乗り越え方

プログラミングの勉強を始めたけど、なんだか思うように進まない…。

「プログラマーって聞くと「辛い」「きつい」って話ばかりで不安…」
「 エラーばっかりで心が折れそう…」
「未経験から挑戦したいけど、自分にできるか心配…」
「正直、もう辞めたいって思ってる…」

こんな風に感じて、一人で悩んでいませんか?

わかります。僕も最初は「この仕事、自分には無理かも…」って毎日思ってました。

この記事は、まさにそんな不安を抱えているあなたのために書きました。

  • これからプログラマーを目指したいけど、不安な人
  • 今、プログラミング学習で挫折しそうな人
  • 現役プログラマーで「辛い」と感じている人

僕自身、たくさんの失敗や遠回りをしてきました。でも、そんな僕でも今ではプログラミングが「お金をもらえるパズル」だと心から思えるようになりました。

この記事を読めば、プログラマーが「辛い」と感じる本当の理由と、僕がそれをどう乗り越えてきたのかが分かります。そして、「辛い」の先にあるプログラマーという仕事の本当の魅力を知ることができるはずです。

僕も経験した、プログラマーが「辛い」と言われる5つの理由

まずは、なぜプログラマーが「辛い」と言われてしまうのか、僕自身の体験を交えながらお話しします。きっと「あ、これ自分と同じだ…」と感じることがあると思います。

覚えることが多すぎ!システムの仕様が意味不明だった

プログラマーになって一番苦労したのは、「システムの仕様を理解すること」でした。

僕が最初に関わったシステムは、長年たくさんの人が改修を重ねてきた、いわば秘伝のタレみたいなシステムで(笑)。 仕様書も古くて、ほとんど役に立たない状態だったんです。

結局、先輩が書いた過去のコードを何日も読み込んで、やっと「なるほど、こう動いてたのか!」って理解できた時は、本当に嬉しかったですね。 遠回りだったかもしれないけど、この経験のおかげで、他人のコードを読む力がすごく鍛えられました。

ヒロカッチ
ヒロカッチ

複雑なシステムだと、覚えることが多すぎて頭がパンクしそうになりますよね。でも、時間をかけて整理しながら向き合えば、必ず分かるようになります。

エラーの沼…たった1文字のミスで半日溶かした話

忘れもしないのが、たった1文字のセミコロン(;)が抜けていただけなのに、それに気づけなくて数時間も悩んだことです。

もう何をやってもプログラムは動いてくれなくて、気分転換にコーヒーを飲んで席に戻ってきたら、さっきまで見えなかったはずのエラーが5秒で見つかって…(笑)。

あの時の脱力感は、今でも忘れられません。 プログラミング初心者がハマりがちなのは、こんなミスです。

  • 単純なスペルミス
  • カンマ(,)の抜け
  • 括弧({ })の閉じ忘れ
  • 日本語(全角)スペースの混入

こういう、しょうもないエラーは本当に気づきにくいんですよね…。

終わりが見えない!タイトな納期とプレッシャー

「プログラマーってブラックなんじゃない?」ってイメージ、ありますよね。 正直なところ、それは本当に働き方によると思っています。

僕が新卒で入社した会社は、上司から「この仕事では親の死に目に会えないよ」と言われるくらい、ひどい環境でした。 毎日当たり前のように0時まで残業するのに、出社は9時という状況でしたね。

もちろん、これは極端な例ですが、仕事には必ず納期があるので、プレッシャーを感じる場面は少なくありません。

「なんで自分だけ…」孤独と質問できない悩み

僕は人と話すのが得意な方ではないので、つい人の顔色をうかがってしまいます。 だから、働き始めた頃は「先輩に質問したいけど、忙しそうだから聞けない…」と、ひとりで悩んでいました。

プログラマーは真顔でパソコンと向き合っているので、余計に話しかけにくいんですよね。 でも、聞かないと仕事は進みません。孤独を感じて、心が折れそうになることもありました。

追いつけない!次々出てくる新しい技術の勉強

プログラマーが扱うIT技術は日々進化していて、常に新しい情報が出てきます。 今ならAIなんて、まさにトレンドですよね。

この、常に勉強し続けなければいけない環境を「辛い」と感じる人もいるかもしれません。次から次へと新しいことを覚えるのは、確かに大変なことです。

「辛い」を乗り越えた僕の5つの対処法

ここまで「辛い」話をしてきましたが、安心してください。どんな辛さにも、必ず乗り越える方法があります。ここからは、僕が実際に試して効果があった対処法を5つ紹介しますね。

完璧じゃなくてOK!「8割で次に進む」勇気を持つ

プログラミングで、短時間で完璧なものを作るのはまず無理です。 どうせ後からテストをするので、僕は8割の完成度で次に進むようにしています。

完璧を目指して一つの作業に時間をかけすぎるより、まずは全体を動かすことを目標にした方が、結果的に早く仕事が終わりますよ。

一人で悩まない!周りを頼る&質問力を上げる

分からないことがあるなら、周りの人に聞くのが一番です。なぜなら、プログラミングの大半は、実は考えている時間だからです。 この時間を少なくすれば、仕事は格段に早くなります。

ただ、相手の時間をなるべく奪わないように、質問したいことがいくつか出てきたら、それらを簡潔にまとめてから聞きに行くようにしていました。

ヒロカッチ
ヒロカッチ

質問する時は、「何を調べて、どこでつまずいているのか」を具体的に伝えられると、相手も答えやすくなりますよ。

詰まったら、まず休む!コーヒーが解決してくれた

エラーの沼にハマってしまったら、無理せず、いったんその問題から離れて休むのが一番です。

僕がセミコロンのエラーに気づけたのも、コーヒーを飲んでリフレッシュした後でした。 翌日になると、意外とあっさり解決できることも多いんですよ。

「休息すること」も、プログラマーにとって大切なスキルの一つだと思っています。

無理なものは無理!スケジュールを正直に相談する

疲れている状態でプログラミングをしても、大して捗りません。

もしスケジュールが無理そうだと感じたら、僕は素直に相談するようにしています。期限を延長してもらって、穏やかな心で仕事をした方が、結果的に良いものができます。

会社の言いなりになるのではなく、自分の状況をしっかり説明して、働きやすい環境を一緒に作っていくことも大事ですよ。

「未来の自分への投資」と考える

新しいスキルを身につけるための学習は、決して楽ではありません。

でも、僕は質の高い教材や学習環境にお金を使うことは、「未来の自分への投資」だと考えています。 それは、いわば「時間を買う」という感覚に近いのかもしれません。

学習のために投資した費用と時間は、必ずその後のキャリアや人生を豊かにしてくれますよ。

大丈夫!「辛い」の先にあるプログラマーの4つの魅力

辛い時期を乗り越えたからこそ、今、心から「プログラマーになってよかった」と思える魅力があります。未来に悩むあなたの、希望になれば嬉しいです。

仕事が「お金をもらえるパズル」になる

僕はプログラマーという仕事を、「お金をもらえるパズル」だと思っています。

お客さんから「こういう機能が必要です」といった課題をもらって、それをプログラムでどう解決するか考えるのは、本当にパズルのような感覚なんですよ。

複雑な条件が絡み合うロジックが、パズルのピースがハマるみたいに完成して、ピッタリ思った通りに動いた時は、思わずガッツポーズしちゃいますね(笑)。

最先端の技術に触れて、好奇心旺盛になれる

プログラマーは、最先端の情報に触れながら仕事ができます。

ニュースで新しい技術が出てきたとき、「なんだか難しそう…」と敬遠するのではなく、「面白そう!」と興味を持てるようになります。 普通の人よりもIT技術に触れているので、新しいことを知るためのハードルが低いんです。

働き方の選択肢がめっちゃ広がる

プログラミングができると、働き方の選択肢が大きく広がります。

会社で働くのもいいし、フリーランスとして自分で仕事を得ることも可能です。 ノートパソコン1台で、カフェで仕事をするなんて働き方も夢じゃありません。 在宅での仕事もしやすいので、とても始めやすい仕事だと思います。

自分の時間を守れる!休みが調整しやすい

休みが取りやすいというのも、プログラマーのメリットだと感じています。

決められたスケジュールに沿って、期限までに成果物を出せれば問題ないことが多いので、比較的、業務の調整がしやすいんです。

ヒロカッチ
ヒロカッチ

もちろん、定時で帰ったり休みを取ったりするには、「周りの理解」と「仕事を終わらせる力」の2つが必要です。 仕事が滞らないように、仕事中は全力で集中して無駄な時間をなくす努力も大切ですよ。

よくある質問(FAQ)

最後に、プログラマーを目指す人が抱えがちな質問に、僕なりに答えてみます。

Q. 文系でパソコンも苦手なんですが、本当にプログラマーになれますか?

A. 大丈夫です!僕も文系とか理系とか気にしたことはありません。
大事なのは『作りたい!』って気持ちだけだと思います。 最初から「自分は文系だから」って決めつけちゃうのは、もったいないですよ。

Q. 人と話すのが苦手です。コミュニケーション能力は必要ですか?

A. 僕も得意な方ではありません(笑)。 でも、最低限のコミュニケーションは必要だと感じています。
特に、分からないことがあったときに「まず自分で調べてみたか」という姿勢と、「何を調べて、どこでつまずいているのか」をしっかり伝えられることが大切ですね。

Q. これからAIがコードを書くなら、プログラマーの仕事はなくなりますか?

A. プログラマーの仕事が完全になくなることはないと思います。
これからは、AIがベースを作って、人間が調整して仕上げるような形になるのではないでしょうか。 人とAIがそれぞれの得意分野で協力していく時代になると考えています。

まとめ

今回は、プログラマーが「辛い」と言われる理由と、僕なりの乗り越え方についてお話ししました。

  • プログラマーが「辛い」と感じるのには、学習やエラーなど明確な理由がある
  • でも、一つ一つの辛さには必ず乗り越え方がある
  • 辛い時期を乗り越えれば、プログラミングは「お金をもらえるパズル」になる

プログラマーは誰にでも簡単にできる仕事ではありません。
でも、パソコンさえあれば始められますし、ITにも強くなれますし、なにより「ものを作る楽しさ」を味わえる素晴らしい仕事です。

学習を進める中で、分からないことがたくさん出てくると思いますが、一つずつ丁寧に理解していけば、必ずできるようになります。 僕はいつもこう思っています。

プログラムは人間が作ったものです。
同じ人間に理解できないはずがありません。

だから、安心してチャレンジしてみてくださいね。

この記事が、あなたの不安を少しでも軽くするきっかけになれば嬉しいです。

「でも、何から始めたらいいか分からない…」という方は、こちらの記事で最初の一歩を詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。

【初心者向け】未経験からプログラミングを始めよう!ゼロからプログラマーになるための完全ガイド

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ヒロカッチ
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。