プログラマーは本当に楽しい?元ゲーム好きの僕が語る仕事の魅力とリアル

  • 「文系で未経験だけど、プログラマーになれるのかな…」
  • 「IT業界って、働き方がきついイメージがある…」
  • 「学習中のエラーで、心が折れそうになる…」

こんな不安を感じて、プログラマーへの一歩をためらってはいませんか?

その気持ち、とてもよく分かります。何を隠そう僕自身も、プログラマーという仕事に就く前は、漠然とした不安を感じていました。

僕は子どもの頃からゲームが大好きで、特に夢中になったのが、「ロックマン」や「ストリートファイター」みたいなアクションゲームでした。

ただプレイするだけじゃなく「この気持ちよさはどうやってできてるんだろう?」と考えるうちに、だんだんと「作る側」に興味を持つようになったのが、僕の原点です。

そんな僕が実際にプログラマーとして働いてみて感じたのは、この仕事がまるで「お金がもらえるパズル」のようで、とても楽しく、やりがいのあるものだということでした。

この記事では、僕が実際に感じているプログラマーの本当の楽しさや仕事のやりがいについて、僕自身のリアルな体験を交えながらお話しします。

この記事を読み終える頃には、あなたの不安が少しでも軽くなっていたら嬉しいです。

僕が実感する、プログラマーという仕事の楽しい理由3つ

まずはじめに、僕がプログラマーの仕事を「楽しい」と感じる理由を3つ、お話しさせてください。

最高の魅力は「お金をもらえるパズル」を解く感覚

子どもの頃からゲームが好きだった僕にとって、プログラミングはまさに「お金がもらえるパズル」なんです。

システムエンジニアの方から「こういう機能が必要です」といった課題をもらって、それをプログラムでどう解決するか考えるのは、本当にパズルのような感覚なんですよ。

たとえば以前、複雑な消費税の計算ロジックを任されたことがありました。

軽減税率など色々な条件が絡み合い、最初は「難しいな…どう作ればいいか、さっぱり分からない」と頭を抱えたんです。

でも、一つずつ条件を整理してコードを組み立て、パズルのピースがハマるようにロジックが完成し、テストで計算結果がピッタリ合った時は、思わずガッツポーズしちゃいましたね(笑)。

この「自分の力で難問を解き明かす感覚」が、プログラマーの仕事の大きな魅力だと思います。

最先端の技術に触れ、日々成長を実感できる

プログラマーが扱うIT技術は日々進化していて、常に新しい情報が出てきます。

ニュースでAIのような新しい技術が出てきても、「難しそう…」と敬遠するのではなく、仕事を通じてその仕組みに触れられるのは、とても刺激的です。

昨日できなかったことが今日できるようになる。そんな日々の成長を実感できるのも、この仕事のいいところだと感じています。

働き方の選択肢が広く、プライベートも大切にできる

「IT業界はきつい」というイメージがあるかもしれませんが、働きやすい環境もたくさんあります。

ちなみに僕は現在、会計システムの開発に携わっていますが、出勤は朝8時で、退勤は17時。基本的に残業はしていません。

もちろん仕事には期限があるので、仕事が終わらない場合は残業をする必要があります。

あくまでも終わらないから残業するというスタンスですね。

スケジュールをしっかり守れていれば、比較的お休みも調整しやすいんです。

仕事とプライベートのバランスを取りやすいのは、本当にありがたいと感じています。

ヒロカッチ
ヒロカッチ

僕は朝起きて「ちょっと頭が痛いな…」と感じたときは、無理せず仕事を休むようにしています。

体調が悪い時に頑張っても、良い結果は出ませんからね。

もちろん、楽しいことばかりではない。プログラマーのリアルな一面

ここまで楽しい面をお話ししてきましたが、正直に言うと、もちろん大変なこともあります。

プログラミングの習得は、一朝一夕で身につくような簡単なものではないですからね。

僕が一番苦労したのは「システムの仕様理解」

プログラマーになって一番苦労したのは、「システムの仕様を理解すること」でした。

僕が最初に関わったシステムは、長年たくさんの人が改修を重ねてきた、いわば“秘伝のタレ”みたいなシステムで(笑)。

仕様書も古くて、ほとんど無いに等しい状態だったんです。

結局、先輩が書いた過去のコードを何日も読み込んで、やっと「なるほど、こう動いてたのか!」と理解できた時は、本当に嬉しかったですね。

この経験のおかげで、他人のコードを読む力がすごく鍛えられました

エラーは必ず出るものだと心得る

プログラミング学習では、エラーは避けて通れません。

10年以上プログラマーとして働いている僕でさえ、今でも同じです。

意味が分からないエラーで混乱した時は、無理せず、いったんその問題から離れて休むのが一番。

翌日になると、意外とあっさり解決できることも多いんですよ。

ヒロカッチ
ヒロカッチ

エラーは絶対出ます!普通に文章を書いていても誤字や脱字は出ますよね?それと同じなんです。

【プログラマーあるある】しょうもないエラーに、半日溶かした話

忘れもしないのが、たった1文字のセミコロン(;)が抜けていただけなのに、それに気づけなくて数時間も悩んだことです。

もう何をやってもプログラムは動いてくれなくて、気分転換にコーヒーを飲んで席に戻ってきたら、さっきまで見えなかったはずのエラーが5秒で見つかって…(笑)。あの時の脱力感は、今でも忘れられません。

それ以来、「詰まったら、まず休む」を徹底するようになりました。

ちなみに、プログラミング初心者がハマりがちなのは、こんなミスです。

  • カンマ(,)の抜け
  • 単純なスペルミス
  • 日本語(全角)スペースの混入

こういう、しょうもないエラーは本当に気づきにくいんですよね…。

【適性チェック】こんな人なら楽しめる。プログラマーに向いている人の特徴

「自分はプログラマーに向いているのかな?」と気になる方もいるかもしれませんね。

僕が思う、この仕事を楽しめる人の特徴を挙げてみます。

  • 分からないことをそのままにできない、「気持ち悪く感じる」くらいの探究心がある人
  • 新しいことに興味を持てる、好奇心旺盛な人
  • 何かを自分の手で「作ること」が好きな人

もし一つでも当てはまるなら、あなたもプログラマーという仕事を楽しめる素質があるかもしれません。

【FAQ】プログラマーを目指す君のよくある質問

ここでは、プログラマーを目指す人がよく感じる疑問に、僕が答えていきます。

文系で未経験です。PCも正直あまり詳しくないけど、大丈夫でしょうか?
まったく問題ないですよ!僕も最初は、言われた通りにテストをしたり、マニュアルを作ったりする「誰でもできる仕事」からのスタートでした。大切なの は「プログラマーになりたい」という気持ちと、「分からないことをそのままにしない」探究心です。僕もそうでしたが、自分の「やりたい」という気持ちを大切にすれば、道は必ず開けます。
IT業界って、やっぱり残業や休日出勤が多いイメージがあります…。
会社による、というのが正直な答えです。でも、僕の職場のように、基本的に残業がなく、休みも調整しやすい会社はたくさんあります。大切なの は、就職・転職活動の時に、会社の働き方をしっかりチェックすること。僕自身、働きやすい環境は本当にありがたいと感じているので、そこは妥協しなくていいポイントだと思います。
エラーが解決できなくて挫折するのが一番怖いです。
その気持ち、すごくよく分かります。エラーはプログラミングに付き物で、10年以上やっている僕でさえ、今でもしょうもないミスで半日悩んだりします(笑)。大切なの は、完璧を目指さないこと。「エラーは必ず出るもの」と割り切って、「詰まったらまず休む」。この気持ちでいると、意外と楽になりますよ。
最近よく聞くAIに、プログラマーの仕事は奪われてしまいませんか?
僕は、プログラマーの仕事が完全になくなることはないと思っています。確かに、AIがコードのベースを作ってくれるような時代にはなるでしょう。でも、それを調整して仕上げるのは、やっぱり人間の役割です。人とAIがそれぞれの得意分野で協力していく、そんな未来になると僕は考えています。

まとめ:プログラマーは楽しい仕事。安心して、その一歩を踏み出そう

本記事のポイントを、最後にもう一度まとめます。

  • プログラマーの仕事は、課題を解決する「パズル」のような楽しさがある
  • 最先端の技術に触れられ、日々の成長を実感できる
  • 大変なこともあるが、乗り越えた先に大きな達成感が待っている
  • 探究心と好奇心があれば、未経験からでも楽しんで続けることができる

プログラマーは、誰にでも簡単にできる仕事ではありません。

ですが、パソコンさえあれば始められますし、ITにも強くなれますし、なにより「ものを作る楽しさ」を味わえる、本当にやりがいのある素晴らしい仕事です。

学習を進める中で、分からないことがたくさん出てくると思います。

でも、最後に僕が大切にしている言葉を、プログラマーを目指すあなたに贈ります。

プログラムは人間が作ったものです。
同じ人間に理解できないはずがありません。

だから、安心してチャレンジしてみてくださいね。

「でも、何から始めたらいいか分からない…」という方は、こちらの記事で最初の一歩を詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。

【初心者向け】未経験からプログラミングを始めよう!ゼロからプログラマーになるための完全ガイド

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ヒロカッチ
ヒロカッチ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。